国税庁が発表した国税滞納状況によると消費税の新規発生滞納額が前年度比117.1%に増えているとのこと。
実際に現場でも「消費税を払うお金がない」といった声が聞こえています。
消費税とは負担しているのは消費者であり納めるのは消費者から税金を預かった事業者です。事業者にしてみれば預かっているお金です。
預かっているということをもう一度意識して消費税納税額に値する金額を月々別口座に移すなどして運転資金に回してしまうことが無いよう注意していただきたいです。
税金の滞納が続くと差押えや物的担保または人的担保の提供をする必要まで出てきます。払わずには済まされません。
会社の存続にも大きく影響してきます。
原則課税事業者の方は
毎月の試算表を確認する際に(仮受消費税)と(仮払消費税)の差額が消費税納税額になりますので、この数字を意識するようにしてください。
簡易課税事業者の方はこちらをご確認いただき売上金額と事業区分から積立額を確認してください。
毎月会計監査でお話しているクライアントの皆様に関しましては、訪問時に金額の報告をするよう心がけますのでご安心下さい。