お知らせ

2016.03.04確定申告について

確定申告もだいぶ終わりが見えてきました。
クライアントの皆さまの申告を期限内に申告できた事でひと安心できそうです。

今年の確定申告を進めるにあたって感じた事。
クライアントの皆さまの業績が良くなっています。

5%から8%の消費税増税時期に仕事が減ったり、取引先が倒産してしまったりと色々あった時期を抜け、全体的にいい方向に進み今年の所得はここ何年かで一番いいクライアント様が何件あったことか。
嬉しい反面、そうなると出てくる悩みが所得に比例し増える納税額。

ここにきて「何かいい方法は?」よく相談されますが「今からでは難しいです」「平成27年は過ぎてしまっているので」と言うことになります。
年に一度資料を頂いて申告するということは、残念ですがこういうことになってしまいます。

毎月とは言わずも3ヵ月、半年、12月前に一度業績を確認して納税額の予定を立てるということが個人事業の方にとっても必要なことだと感じています。
課税所得が増えれば、目先の所得税だけでなく、個人事業税、住民税、国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者医療保険、お子様が通っている保育料、市営住宅の家賃、高等学校等就学支援金...などなど受ける影響は大きくなります。

それを対策を打てない時期になってから申告だけ頼むという簡単なもので済ませてしまっていいのでしょうか?

「税理士事務所に払うお金を節約したいから」
お気持ちはよくわかりますが、もしかしたら届出を一枚期限内に提出することにより税理士に払う金額なんて簡単に払えてしまう還付を受けることができたかもしれません。逆ももちろんあり、届出を提出しなかったことにより無駄な税金を払われているかもしれません。節約されるところとされないところを上手に判断していただきたいです。

このような思いがあるからこそ、年に一度確定申告前に資料をいただいて申告する新規の方のお話はなるべくお断りさせていただいている状況です。

個人事業主から法人へ 
法人成りするということは、事業がそれなりの規模になり会社だけでなく社長様ご本人も大きくなられます。そんな方々を数多くみてきたからそんな個人事業主様を応援したいと思っています。